2018年07月15日

資産家通信(2) 取引の出来ない認知症とボケの違い

高齢になると物忘れが多くなるものです。
取引の出来ない認知症と取引の出来るボケの違いは、実務の世界では線引きが難しいことが
多々あります。
不動産の売買において、最終的にその人が取引できるかの判断は司法書士さんがしますが、
下記の様な事例(本当にあった話)は認知症ではなく、ボケだと思います。

・メガネがないと騒いでいたら冷蔵庫に冷やしてあった。
・冷房を入れても涼しく感じず、体調がおかしくなったと言い張っていたら
 暖房になっていた。
・わたくし、山本が以前取引させて頂いたお客さんが後日、自宅の不具合で当社の矢澤が対応
 させて頂いた所、帰り際に「ありがとう。山本さん。」と言われた。

この程度のことは日常茶飯事です。




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