2018年07月21日
相続対策の優先順位は
(1)分割 争族対策
(2)納税
(3)節税
です。
相続税の節税対策が、わたしども不動産業者含め、様々な業者の利益に繋がるのでピックアップ
されがちですが、対策すべき優先順位は上記となります。
相続税が節税になっても、納税できなければ失敗ですし、
相続税を節税させて、納税もできたとしても、子どもさんがケンカして絶縁してしまっても
失敗です。
最近は⓪として、生前対策と言われるようになってきました。これは高齢化が進み、認知症が
増えてきたことによる事前対応が必要ですよということですが、わたしが考えるもう一つの
生前対策として、節税を強調した安易な収支予測の建築による地主さんの生活苦対策が必要だ
と考えています。
2018年07月15日
認知症問題
・2025年には、65歳以上の認知症患者700万人。
・5人に1人が認知症。
・認知症期間平均10年。
と言われています。
どれだけ良い相続対策の提案や資産形成の提案をさせていただいても認知症になってしまったら
何もすることができなくなってしまいます。
固定資産税がかかる不動産をお持ちの場合、その方がなくなるまで税金を払い続けて
いかなくてはいけません。
地価が下落していってしまう土地をお持ちであった場合、何もできず、価格が下がって
いくのを見ておくしかありません。そうこうしているうちにその土地は売れなくなって
しまうかも知れません。
少しでも早く相続人さんが亡くなった方が良いと思ってしまう様なリスクを残しておくことや
相続対策は、出来る限り避けた方が良いと思います。本当に大切なものを見失ってしまいます。
成年後見人さんがついている不動産を管理、売却させて頂いたこともありますが、かなり制限が
かかってしまって大変です。借入や贈与も出来ず、資産運用、相続対策はほとんど出来ません。
今は、「民事信託」が普及してきています。成年後見と違い、民事信託は認知症になる前に
対応しなくてはいけませんが、様々な対応が可能です。一度検討してみてはいかがでしょうか。
最後に民事信託で良く言われている言葉を引用しておきます。
「人は対策が出来る時には何もせず、問題を感じた時には何も出来ない」
2018年07月01日
大切なのは、税金を安くすることだけでなく
遺された家族が仲良く暮らしていけることではないでしょうか?
【日時】
2018年8月19日(日) 10:00~11:30 (受付開始9:45~)
【会場】
住まいる大家族野村開発(株) 会議室 → 好評につき、会場変更します。
知立市中央公民館視聴覚室
※お申込みいただいた方には、改めてご案内いたします。
【参加費】
無料
季節のスイーツを用意します。
今回は、四国の綿玉菓子「ゆうたま」。
こちらも楽しみに気軽にお越しください♡
お申込みは下記URLにお進みいただきお申し込みください。
http://www.smile-shisan.com/seminar-form/1/
皆様のご参加をお待ちしております。