2018年07月23日

資産家通信(8) 地主さんや資産家の代理人はいない

資産コンサル事業が発足して初のセミナーを8/19に予定しておりますが、セミナー開催の
1ヶ月前の現時点で40名のご予約を頂いております。
当初の予測をはるかに超える反響をいただき感謝しております。
当初は10名程度集まって頂ければいいな、もし一人も来ていただけない様なら家族でも呼ぶかな
と思っていましたが、どうやら家族を呼ばずに済みそうです。

予約人数の増加に伴い、度重なる会場の変更申し訳ありません。ご要望いただける方は
みなさん来ていただける様に会場を大きくしてきましたが、設営の都合上、現在の
知立市中央公民館の中会議室で最終決定させて頂きます。まだ多少の空きはございますので、
検討されている方はお早めにご予約お願い致します。
お申込み案内
http://www.smile-shisan.com/seminar-form/1/

ファルベ不動産の石川さんが「国内においては、業者の代理人ばかりで地主さんや資産家の
方の代理人がいない」とお話しされていて、本当にそうだなと思っていましたが、今回の反響で
あらためてそれを実感しました。
背に腹は代えられぬというように、業者がお客さんよりも業者の目先の利益を追求してしまう
ことはしょうがない様にも感じますが、多くの地主さんはそれを見抜いているのだと再確認し
ました。
私は変わらずに、どんな状況においても地主さん側の代理人であり続けようと思います。


2018年07月21日

資産家通信(7) 相続で揉めるかどうかに資産額は関係ない

「うちは税金かからないから相続対策は必要ないよ」と言われる方が見えますが、これは、
相続対策=相続税節税対策だと思われているためだと思います。相続対策の優先順位の1番で
ある分割(争族対策)において資産額は関係ありません。

以前、お母さんと同居の長男さん、別居の次男さんの家系で、お母さんが亡くなったことにより
別居の次男さんから資産額の半分を請求され、お母さんの資産はほぼ自宅のみなので、自分が
住んでいる自宅を売却しなくてはいけないという旨の相談を受けたことがあります。
かわいそうなお話しでしたが、法定相続分は1/2ずつなのでどうすることも出来ません。
お母さんがご健在のうちであれば、遺留分減殺請求を加味した遺言等で対策は打てたのですが。

※遺留分減殺請求:遺言によっても侵害されない相続財産を分けてもらえる権利を請求すること。


2018年07月21日

資産家通信(6) 相続対策の優先順位

相続対策の優先順位は
(1)分割 争族対策
(2)納税
(3)節税
です。

相続税の節税対策が、わたしども不動産業者含め、様々な業者の利益に繋がるのでピックアップ
されがちですが、対策すべき優先順位は上記となります。
相続税が節税になっても、納税できなければ失敗ですし、
相続税を節税させて、納税もできたとしても、子どもさんがケンカして絶縁してしまっても
失敗です。

最近は⓪として、生前対策と言われるようになってきました。これは高齢化が進み、認知症
増えてきたことによる事前対応が必要ですよということですが、わたしが考えるもう一つの
生前対策として、節税を強調した安易な収支予測の建築による地主さんの生活苦対策が必要だ
と考えています。


2018年07月20日

資産家通信(5) 相続税の節税<生活

絶対に、相続税の節税<健全な資産運用です。
絶対に、相続税の節税<生活です。
借金はした人が返さなくてはいけません。
一時的に相続税の節税になったとしても、相続があって世代交代したとしても、
借入期間中に収入減や支出増により借金が返済できなくなれば、生活が破綻するかもしれません。


2018年07月20日

資産家通信(4) 私がおかしいのでしょう

よく地主さんはリスク回避者と言われますが、多くの人がリスク回避者であり、損失を出した
くないという感情の方を強く持っていると思います。ただ不思議なことに、その人たちにとっ
て住宅ローンや賃貸物件のローンはあまりリスクだと感じていない様です。また、10円、20円
にはうるさいのに、100万円、200万円になるとなぜかおおらかになる人がいます。私が、
「大きな額なので資産価値やリーセルバリューを検討した方が良いですよ」とお話しすると、
「夢がない人間だ」と言われます。多くの人がそういうのだから、私がおかしいのでしょう。

※リーセルバリュー:購入したものを売却するときの再販価値。




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